炉開き

床の間のお軸は 烏丸光廣(江戸時代初期の公家、歌人、能書家)による自家短冊


みなひとは 夢の世渡る八つ橋の 蜘蛛手になにを思い分くらん

    (ひとはみな 夢の世を生きている
          八つ橋の蜘蛛手のように分れる流れのもとに立って
                             何を理解するのだろう)





お茶花は とさみずき 椿 菊
花入れは 鼓胴

2024年11月11日

今年も存分に楽しませてくださいました。
ご亭主とお手伝いくださった皆さまに心から感謝申しあげます。





炭手前から始まります。

秋たけなわの 11月11日 炉開きの茶会がMIA会員Y氏の茶室で
開かれました。
炭手前から始まり、薄茶、T会員お手作りの練り切りを頂戴して、
優雅なひとときを過ごさせて頂きました。

秋麗や 茶席に集う 伝統美
                      K会員作

お部屋が代わって、立礼で薄茶をいただきます。

ドイツ人のお客様に、会員がお茶の立て方を
指導しています。

茶室前のお庭

ダブルS氏の謡曲。
お軸にちなんで「井筒」を謡ってくださいました。
謡い終わってリラックスされているところです。

薄茶と練り切りをいただきます。