文化探訪+MIAサロンお花見コラボ
2023年度第一回目のMIAサロンは3月29日(水)に予定されていました。が----
翌30日( 木)には文探企画のお花見があると聞き、急遽MIAサロンは中止し文探のお花見に
合流させていただく事に致しました。
我々MIAサロン世代には2日続けての外出は無理。それに誰だってお花見の方がいいに決まって
ますもの。その上、文探の企画はいつも超魅力的で素晴らしい物ばかり、この企画に乗らない
手はないと---と思ったからです。
この日のテーマは「海外の老人ケアの実態」です。
参加してくださった方々の中から中国、ブルガリア、エクアドル、イタリア、それぞれの
介護事情の話を伺いました。
1、中国では(大都会を除いて)親子が一緒に住んでいる場合が多く、自然と子供達が親の
世話を看ている。
2 、ブルガリアでは、介護保険や養護老人ホームなどのシステムがないので、老人は出来る
だけ長く1人で---と頑張っている。世話がいる時はご近所同志で助け合い、又、友達
同志でも助け合って看ている。
どうしても面倒が看きれなくなった時はホスピスに入ってもらう。
3、 エクアドルは未だ貧しい国なので、外国に出稼ぎに行っている人(子)が多い
。
その仕送りで親は生活し、孫を育てたり田畑の世話をしたりして、留守宅を守っている。
親は出来るだけ長く元気でいて、子供に面倒をかけないようにと、必死で頑張って生きている。
最後の世話は出稼ぎから戻った子供が看ている。
4、 イタリアでは、多くの場合、老人はメイドを住み込みで雇い、世話を看てもらっている。フィリピン人のメイドが多い。修道院が経営する老人ホームも多くある。
以上のようなお話でした。非常に参考になる、そして、考えさせられるお話でした。
私達皆に身近な問題だけに、全員で真剣に話し合い実りあるひと時となったと思います。
皆でお花見を満喫し、真剣な話し合いも行われ、素晴らしい1日になったと思います。
皆様が「参加してよかった!」と思える充実感溢れる文探とMIAサロンのコラボでした。