インドネシア介護福祉士の体験談

ティアスさんの日本語の先生が紹介

2014年7月18日

ホームサロンの部長から心ばかりのプレゼントを・・・

*緑の郷の現状 

  特別養護老人ホーム 200人以上入所 (三分の一が認知症の方)

  デイサービスもあり、老人健康保険施設も隣にある。

  介護士1人につき、4人くらいの入所者をローテーションで介護する
.
   自分の担当の入所者のことは、介護士、事務職員、ボランテイアの方々と話し合って
、 どのようにしたら、 彼らがよりよく生活出来るか考えてケアプランを決めて、介護を行っていく。

  介護を受けている方々は、いつも一定の感情でいることはなく、
  好きなことや好意を持っている人に対する時には、笑顔でいられるが、
  嫌いな事などは感情をむき出しにして反発することがあるので、
  日々現場で接し方を考えながらの仕事である。

ゲスト  ティアス パルピさん

*横浜、日本とインドネシアについて

  横浜市は特別養護老人ホーム、ケアプラザ、在宅介護を連携して行ってきている

   日本人は他人に迷惑をかけることを考えすぎるのではないか。、
    
   日本のお年寄りは沢山の選択肢やチャンスがあるので、生き生きとして、長生きが出来る
  、
   インドネシアは平均寿命は60歳くらい

 インドネシアは大家族制であり、老人介護を公でする制度がないので介護施設はない。
 都会は特に共働きが多い。保育園もないので、祖母が孫の面倒をみる習慣となっている。

 老親の介護も家族がする。


インドネシアからの介護研修第一期生として来日、国家試験に合格し、青葉区鉄町「緑の郷」で介護福祉士として

働いて、来月出産を控えているティアスさんが、介護福祉士としての現実、夢、などを話して下さいました。 

持ち寄りのお茶菓子をいただきながら、和やかに会は進みます。

*将来の夢

 日本での介護の体験を活かして、インドネシアにデイサービス施設を作って、
 日中お年寄りが楽しく過ごせる場所を提供することを考えている

*日本の外国人介護士制度

 少しづつ良くなってきてはいるが、たとえば、外国人介護士の人が結婚して、自分の国の配偶者を呼び寄せると、
 その配偶者の働く時間に制限があって充分働けない。改善してもらえるとありがたい。

 

お話しは尽きませんでしたが、予定の2時間を過ぎましたので、
彼女の無事な出産を祈って、閉会となりました。