東大と岩崎邸に共通した建築家。英国人ジョサイア・コンドル

2014,11,22

東京大学(本郷)キャンパス巡りと

                 旧岩崎邸庭園(重要文化財)


旧岩崎邸庭園のホームページより拝借しました。

赤門ラーメン

安田善次郎の寄付により1925年に施工。高さ39,7mで現在は、式典、公開講座、五月祭などに使用されている。

安 田 講 堂

洋館(2階)
金唐紙とよばれる超豪華な壁紙。修復工事にあたり忠実に復元されました。










旧 岩 崎 邸

東大教授のコンドル氏・・・東大で7年間工学部建築学科の教授をし、辰野金吾らと
東京駅や日本銀行を建築。

東大退官後の建築業・・・旧岩崎邸、三菱一号館ほか丸の内の赤レンガ街建設、鹿鳴館、三井倶楽部、島津邸(現・清泉女子大)、古河邸(現・古川庭園大谷美術館)な
どの建築をする


関東大震災後、ロックフェラーJrの寄付を受け1928年に建設された。
蔵書は約123万4千冊.
大学全体では約935万冊(H.26.3.現在)





正式名称は「旧加賀屋敷御守御門」文政10(1827)年設立
重要文化財

東大赤門

濱尾  新
東大創生期に最も活躍した人物の一人です。
濱尾は2回総長を務め東大の発展に生涯を費やし
ました。
和館(大広間)
和館は普通? いや、とんでもございません。例えばココ!よく見ると、書院組子が全て岩崎家の家紋である三階菱になっております。ちなみに、今の三菱グループのマークは、これと、三菱初代・岩崎彌太郎の主君であった土佐藩の山内家の家紋を組み合わせたものだそうです。
洋館(外観)
後ろから見ても立派! 2階にはバルコニーが付いており、外に出ることが出来ます。ちなみに2階には水洗トイレまで設置。かつてはシャワー付きの浴室まであったとか。明治の建物ですよ、これ!

東大の学食No.1の赤門ラーメン。スープのない麺の
上にたっぷりの豚そぼろ、もや、しシイタケ、白菜のあんかけ
が入っていて。さらに赤トウガラシ、ニンニクをたっぷり入れて食べると頭がすっきりスマートになるそうです。

正式名称は、旧加賀藩屋敷の「育徳園心字池」夏目漱石
の小説「三四郎」以来この名で親しまれている。

三四郎池

旧岩崎庭園前にてブルガリアからの留学生ぺティアさんと一緒に!

撞球室(外観)
撞球とはビリヤードのこと。洋館の完成からしばらくして、やはりジョサイア・コンドルの設計で完成しました。洋館と対照的な雰囲気で、アメリカ木造ゴシック建築で山小屋風。ちなみに洋館とは地下通路で連絡されていました(撞球室内部も含めて非公開)。
和館(廊下)
大広間と接する廊下。こちらも趣があると同時に、各所に様々な見所があるので、ぜひ訪問して調べてみてください



洋館(2階 集会室)
暖炉を備えていますが、1階と2階では使っている大理石の種類が違うとか。そこまで凝りますか!ちなみにイスラム風のインテリアに合わせたものだそうです。
洋館(1階)
如何にもお屋敷といったところ。ガラス窓が大きく開放的。なお。左に進むと岩崎久彌の書斎。
洋館(大階段)
ゴシック様式の重みを持つ。地下への階段は螺旋階段になっている(地下は非公開)。
洋館(1階ホールの飾り柱)
ツルを巻くような装飾が末端に施されているのがジャコビアン様式の特徴の1つだとか。









洋館(1階廊下)
ここを進むと、ホールと大階段に出ます。






















時の風が吹く庭園

旧岩崎庭園の樹齢400年の大イチョウ

旧岩崎邸庭園正面(重要文化財)

樹齢120年の大イチョウ



東大サッカー場

正門前にて記念写真

当時の濱尾総長の創意により伊東忠太が設計した。青年の
意気溌溂たる雄大な気概を表現しています。

1912年施工

正 門

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