国立西洋美術館と神社仏閣詣り




 ジョアン・ミロ     「絵画」

・藤田嗣二     「座る女」





















ルノアール   「薔薇」                       ルノアール    「裸の女」                          ルノアール  「帽子の女」

清水観音堂・・・京都の清水寺と同じ舞台造りで
名所江戸百景(浮世絵師・歌川広重作)に観音堂
と「月の松」が描かれています。
この月の松」は150年ぶりに復元されました。
清水観音堂の舞台から「月の松」を見ると
月の中に不忍池弁天堂が見えます。

2019年1月19日   晴天

上野パゴダ(薬師如来像)・・・・・・関東大震災50回忌
(昭和12年)に当たり建立されました。薬師如来は、
命を病苦から救う仏様ですから当病平癒(心と身の病を癒す)の御利益を授けていただけます。

上野大仏・・・390年前6メーターの高さの坐像として作られた後火事や地震で計4回も首が落ちました。その後再建されましたが関東大震災により崩壊し 第二次世界大戦の時 軍の供出令で体部分を失いお顔だけが残りました。このような様々な災難に遭い「これ以上おちることはない」という想いから「受験合格にご利益がある」と言われ、遠くから受験生がお詣りに来ます。













左端の絵はヨハネス・フェルメールに帰属「聖プラクセディス」   

ロンドンのオークションでなんと日本人が11億円で落札し
西洋美術館へ寄託した作品   これは写真撮影が禁止
されているため、館内の
様子として遠くから望遠で撮りました

「松方コレクション」(実業家松方幸次郎が大正から昭和にかけて築いた膨大な美術コレクション)は敗戦でフランスに

没収されたが、これら作品群を永久にいい状態で保存・展示するという厳しい条件付きで返還しようという話がまとまり

そのために日本政府は西洋美術館を建てたのです。今やその建物(ル・コルビュジェ建築)が世界遺産です。






花園稲荷神社


上野東照宮(徳川家康・吉宗・慶喜を祀る)の参道
東照宮建立に際し 大名たちが競って家康に寄進した石造りの灯篭群と
五重塔(重要文化財

昼食後、上野公園内にある神社仏閣にお詣りしました。

   西洋美術館の常設展では「松方コレクション」を核として西洋の美術作品を専門に展示しています。
   入場料は65歳以上は無料です。ギャラリートークは第1,3,5土曜日、日曜日に行っています。
   しかも作品の写真を撮ることが許されているのです(一部撮影禁止もあります)。
   多数の所蔵作品の展示は随時追加、更新を行っています。


カルロ・ドルチ「悲しみの聖母」

モネ   「アイリス」

モネ   「薔薇」   

モネ  「睡蓮」

ギャラリートーク
「陽を浴びるポプラ並木」にもこんなに四季折々の
作品があるのですよ」と・・・

ギャラリートーク
モネ76歳の作品 モネはこの睡蓮の絵を譲りたくなかったのだが
「松方コレクション」の一つとしてどうしても欲しかった松方氏は
懇意にしていたモネを訪ね モネが大好きなナポレオンのブランデー
を手土産に彼の心を動かせて、この晩年の貴重な「睡蓮」を
手にすることが出来たのです。

この絵はよく見ると睡蓮どうしが寄り添ってお話ししているように
描かれています。水面には天の空が写って輝いており、
水面下にはよーく見ると金魚や蛙が泳いでいます。
これらを見ているとモネの深い愛の想いが伝わってきます




















今回は美術館の常設展に行きました。入場後、約1時間当館の研究員によるギャラリートークがあり

選ばれた絵画の前で絵の説明があります。
  
「この絵からどんな音が聞こえますか?」「何を感じましたか?」など絵の見方を学ぶことが出来ました。


両神社は隣りあわせです

五條天神社(菅原道真を祀る)

大名達から寄進された石灯篭は大・中・小と様々な形が並び面白いです。アップして撮るとよく分かります。大名達それぞれの予算や好みでしょうか・・・。

上野東照宮唐門…国の重要文化財 金箔の御門の左にある登り龍と右にある下り龍は左甚五郎作の彫刻です

左端にある灯篭は家康が建立した鋼鉄製の灯篭で国宝

ラファエロ・コラ
「楽(がく音楽)」

「詩(うた)」

デュフィー    「演奏会」
小さな絵です。額もゴージャスです

モネ  「陽を浴びるポプラ並木」