二人の留学生は、はじめての日本の伝統芸術・能を
興味深くしっかりと目を見開いて鑑賞していました。
とても素晴らしい体験だったと喜んでいました。
東工大の建築学留学生のブルガリアのペティアさんとフランスのクワンタン君が歌舞伎は
鑑賞したけれど能はまだなので、是非鑑賞したいと申し込みがあり、7月6日(日)
MIA会員のSさんのお謡とお仕舞の発表会(観正会)に案内しました。
神楽町から歩いて5分のところに格調高い矢来能楽堂があります。
Sさんは、その立派な能楽堂でお謡「松風」、お仕舞「小督」の見事な発表をなさいました。
その境内を案内していたら、ラッキーなことに、
ちょうど古式ゆかしい結婚式に出会いました。
その行列の中に、白無垢姿の美しい花嫁さんを
まじかで見ることが出来、ペティアやクワンタン、
そして私たちもとても幸せな気持ちになりました。
お昼には、クワンタンの大好きな天ぷら屋さんに案内し
天ぷらとお蕎麦を美味しそうに食べました。
2人ともお箸の使い方は、とても上手ですが
、
お蕎麦はズルズルとススルことができず、
スパゲティーの要領で口に運んでいました。
神楽町には、モダンな神社があります。その赤城神社は建築家で有名な隈研吾の建築です。
その後、国立新美術館のアート未来展でMIA会員Wさんの
素晴らしい賞をとられた陶芸の作品を鑑賞し感激しました。
二人の留学生にとって、日本文化を満喫した思い出深い一日
になったことでしょう!
今年度の文化探訪のーポリシーとして、なるべく留学生や外国の方を誘って、連れていきたい。
そのためには今までより回数は多くなりますが、季節の行事に合わせて小人数でも出かけることにしています。