(東京日本トルコ婦人クラブ主宰) 於 東京ジャーミー(モスク)
3月13日 13名参加
コーランを詠唱する人
パティオの噴水
春蝶師匠とS会員
日本トルコ婦人クラブの方々、ガイドの方、食事を提供して下さった方々
ありがとうございました。
まるでトルコ旅行をしたような、一日トルコ体験でした。
ショッピング:最後に館内の沢山の食品が並ぶ大きなショップ
(豚肉、アルコールを除いた商品ハラールマーケット)で買い物、
ヨーグルト、いちじく、チーズ、デーツ、バクラバ、ロクムなどを買って一路家路に急いだ。
イフタール:18時ごろから、多目的ホールでの断食後の食事、イフタールを体験した。
男女別々のテーブルで 小さいパスタのスープ、チキンソテー、ブルゲルのピラフ、カカオのプリンを一皿に一緒に盛って頂き、みんなで美味しく食べた。多くのイスラム教徒の方々が次々と食事をしにホールに訪れて、ホールが一杯になっていた。
その後、ガイドの場所が多目的ホールに移り、イスラム文化についてのお話があった
今のアラビア数字は9世紀インドの数字の概念がシルクロードを通ってアラビアにわたり、
アラビアの学者の研究により、今のアラビア数字の形になったとのことでした。
〇の概念はこの時作られ、1-9の数字の角はそれぞれの数字に一致すると言う。
イスラムの世界では代数、幾何学など数学に優れ、数学的要素が多く含まれているとも言われている。
館内見学:15時半ごろから東京ジャーミーの見学ガイド下山さんによるお話。
初代東京ジャーミーは宮大工による木造の建物だったこと、
その為雨漏りによる傷みが激しく、
1986年に現在の東京ジャーミーに建て替えられた事、
代々木上原になぜこのようなモスクが出来たのかは、古くはロシア革命により、
多くのイスラム系ロシア人が東京に移り住んだ。
また代々木上原は当時、高台だったため、東京ジャーミーは
とても見つけやすい場所にあった、
一階のホールの横には噴水のあるパティオ(中庭)があり、
自然による鳥の声などの音、音楽、水の音、イスラム教では
この三つの音が精神の癒しに重要である事
なお、この企画は文化探訪との共催でしたので、文化探訪のホームページにも
この様子を掲載しています。
写真やコメントも違えてますので、合わせてお読みください。
モスク見学:続いて女性は頭にスカーフを着用してモスク見学、
イスラム教徒の方々がラマダンの祈りを捧げていた、意味は定かではなかったが、
素晴らしい声のコーランを聴くことが出来た
上の数字の角々の数が1なら1個、3なら3個、0は角もゼロ、というように、数字と角の数が一致している。
物語は1985年、イランイラク戦争最中,イランを脱出するためにテヘランで待機していた
日本人200名余りをトルコ側の配慮でトルコ航空機でトルコに脱出し、
日本に帰国出来たことから始まった。
その背景には1890年、和歌山県沖で、トルコの軍艦エルトゥールル号が遭難、
それを知った少年を中心とする和歌山県串本町民による決死の救出活動により
70人余りの命を救った史実がある。
桂春蝶師匠の真に迫った感動的な落語であった。