石澤宏明氏

幸せ度世界NO.1の国     バヌアツの話

でもがバヌアツってどこ?と聞く。
フィジーとニューカレドニアの間にある大小83
(合わせて新潟県の大きさ)の島からなる国、
1879年以来、英仏二国統治という特殊な状態
におかれ、1980年に独立した新しい国。
講師の石澤宏明氏は日光市立の中学校の先生、
JAICA海外青年協力隊員として2年間、バヌアツに
派遣された。
エファテ島のマファ小学校1−8年生80人に
図工、体育、音楽を教えた経験、よく島々を旅して
歩いたこと、やし蟹やたろいも、ガヴァ酒等食文化のこと、
言葉の話も興味深かった。島の数だけ言葉があるといわれるところだが、
英語、仏語も少しは通じるが、何といってもビスラマ語である。
小学校の校庭は美しい芝生で覆われとても広い。大きなカジュマルの木々のある近くに
お粗末極まりないトタン屋根の宿舎、蚊帳はあるけれど、ネズミ 蟻、むかでなどでてくる。
水は全て雨水を貯めて使う。
村人から貰った数匹の鶏を40羽まで増やした話、白菜を作り市場で販売した話等々。
豊富な素晴らしい映像の数々に、聴衆一同目を見張り,魅せられた。
数日前バヌアツから帰国したばかりの女の先生は、民族衣装を着て、現地での音楽の授業を
再現して見せてくれた。
若い熱意に心打たれたひとときであった