スペイン語はスペインだけではなく、北米、中、南米などでも広く使われている言語なので、そのスペイン語の使い方が

国や地域や人種による違いを、パソコン上でのツイッターの言葉を何十億個も検索、収集して、分析し、統計を取って、

比較、研究されています。このような方法で言語を研究している言語学者は世界でも数人しかいないそうです。

現代ではスペイン語も英語の影響を受けていて、メキシコなど、アメリカ合衆国に接している国の方が本国よりも

スペイン語らしい表現があるようです


































































































スペイン語の変遷
日本語についての話もありました。

溝の口と二子玉川とでの日本語の表現が違うように、

その場所で育った人や環境で、話す言葉が違ってく

るとのこと。先生のご研究ではツイットされている言

葉を聴くと、その人の年齢、年収まで分かってしまう

というびっくりするようなお話もありました。

2014/2/5

ゲスト・スピーカー  アントニオ ルイズ ティノコ 上智大学教授(言語学)

奥様は声楽家で、MIAコーラスの仲間に飛び入りしてくださり

コーラスのリードで、聴衆も一緒になってラ・パロマを歌いました

記念に会員手作りの和布のスカーフを奥様に差し上げました。



異文化勉強会のもう一つの楽しみがティタイムの手作りお菓子

やフルーツ。MIA会員以外の会員の友人、知人、ご主人の参加

もあって総勢55人、大盛況でした。


また、日本語の「ヤバイ」という言葉は、最近の若者言葉ではなく、なんと、江戸時代の末期から使われていたとのことです。

関西地方の刑務所を表す「ヤバ」が「い」を伴って、形容詞として使われるようになったということです。

スペイン語学習者からの質問には「文法の複雑さではなく、スペイン語を楽しんで勉強してください。

苦労して文章を考えるよりも単語を並べれば通じる」との答えでした。

先生の楽しく、興味深いお話に、あっという間に時間がたってしまいました。、

東京外語大学日本語学科卒業後、筑波大学で言語学博士号を習得し

在日30年余に及ぶ先生は、流暢な日本語でお話しくださいました。