パク・クネ大統領の公約のおかげで、女性も仕事がしやすくなった。
(2012年)

韓国の育児の今

2017年2月1日

異文化勉強会の会長からお礼を・・・

ゲストスピーカー   宣 明孝(ソン ミョンヒョ) さん



日本と同じように、時代とともに育児システムも変わってきた。
その後2008年のリーマンショックなどの影響もあり、経済成長が低迷。生活が苦しくなる。

来日6年目。日本男性と結婚し、現在3歳の息子さんと3人暮らし

異文化の係の人たちによる、お庭からのお花で
初春を思わせる可愛い花々が散りばめられ、
何とも美しいテーブルセッテイング。

もちろん「ダンゴ」のほうも十分で、手作りの数々の
フルーツやケーキなどなど。

42名の参加者たちはゆっくりとお茶をいただき、お互い話し合いながら午後のひと時を楽しみました。

MIAコーラスにより、「アリラン」を合唱

ところが2015年になると保育所へ行く人数が減り始める。
税収の20%を教育庁に回す特別金を使っていたので、
予算の不備で金が回らなくなり、中央政府から地方政府に
移行してしまう。

豊富な資料を映写しながら、わかりやすく丁寧な
日本語でお話ししてくださいました。

韓国ではマンションなどで保育所を考え始めている。

横浜田園都市沿線に,韓国のママ友たちが集まって
日本社会の中でのアイデンティティを考えたり
話し合う場を作ったりしている。
日本の親たちも頑張ってほしい。

フランス式子育てが韓国で話題になっている。
子供を一人の人間として認め、尊重と責任を同時に
与える考え方である。

ソ・チョンソク博士の考えに賛同する人が多くなり、
親はあまり頑張り過ぎず、親も楽しみながら子育て
をしようという姿勢である。

3歳児神話ということまで言われ始め、「これはおかしい」と
ゲストの宣さんは言う。

子供を預けるということは可哀想という罪悪感を持つようになる。

日本は保育園が足りない。
韓国は保育園はたくさんあるが、質が下がる。
事故や虐待が多くなり、民間保育園から公立保育園へ
移行する人が増えて、、民間保育園は人気がなくなり
人数不足でつぶれていく。