異文化勉強会
2013,6.5
講師 佐々木 伸氏(MIA 会員)
テーマ:イスラム世界はワンダーランド
佐々木 伸氏は新聞記者(共同通信社)としてスタートされアメリカや中東在住等通算10年
以上の海外勤務の経験を通して今回はイスラムの世界に私たちをいざなってくださいました
中東は宗教の聖地であり、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教が存在し、特にイスラムの教え
、生活習慣、断食の意味あい、女性を取り巻く社会環境、また何故戒律をひたすら守ろうとするのか、最後の審判の恐怖とは何か、また自爆テロの理由、イスラムの日常の代表的なこととし
て時間の感覚の希薄さバクシーン(賄賂)が潤滑油であり、また交渉性の文化を持つ。
中東を理解するのに手助けとなる映画十戒、アラビアのロレンス、カサブランカ、スパイゲーム等またエルサレムらカイロへの旅のお勧めもあった。
中東で今、何が起こっているのか、アラブの春とは2010年から2012年にかけてアラブ世界
に発生した前例にない民衆化要求デモや抗議活動が生じている。
又シリア内線(騒乱)にふれられて、大変分かり易く幅広いお話でした。