5月26日
ケルト文化の色濃く残るブルターニュ地方。
独自の言語であるブルトン語がいまだに話され
ているそうです。(25万人で減少傾向)
伝統的なお祭り「パルドン祭り」は、カトリック信仰に根付く宗教的行事であり、典型的な巡礼の一つです。
もっとも印象的であり、ヨーロッパでもこの地
方にのみ存在するのが「カルブール」。
これはキリストの十字架や受難に関わった人
を表す石像彫刻で、教会の内、外のそこここに
見られるそうです。
魚介類も豊富な土地柄で牡蠣の養殖も盛んですが一時牡蠣が絶滅する危機が訪れたそうです。
その時宮城県の稚貝を送ったのが縁で、昨年の震災で宮城県が打撃を受けたときには、逆にブルターニュから送られてきたそうです。
クレープ(右}
ゲスト ソフィー マドレーさん
ブルターニュ地方の旗
会員のお庭から届いたバラや初夏の花々
ファーブルトン(左}
フランス北西部に位置するブルターニュご出身で、日本に11年お住まいの
ソフィーさんをお迎えしました。スライドの画像を見ながら、ブルターニュ地方の歴史や言語、お祭りなどをご紹介いただきました。
「夕べ、仕事から帰ってから作りました」と仰るソフィーさん、ブルターニュ地方の家庭的なお菓子
ファーブルトンを二つも焼いてきてくださいました。会員お手製のクレープやフルーツも豪華に並ぶ
テーブルを囲んで談笑。
恒例のMIAコーラスはフランスの歌をフランス語でご披露くださいました。
また”フレールジャック”をみんなで輪唱し、ソフィーさんも喜んで一緒に歌っておられました。